障がいのある人ってどんな仕事を頼めるんだろう?
社内で障がい者雇用を進めるとなった場合、実際のところどんな仕事を任せられるのか、その際に何人が、どんなサポートに入ればいいのか、そんなふうに考える人は少なくないと思います。
単刀直入に言うと、基本的に現時点で健常者の社員の方が行っている業務と同じことが出来る可能性があります。もちろん習得までの時間がかかったり、そもそも資格や免許が必要な業務は難しかったりする場合もありますが、一般企業での就労を望んでいる障がい者の方たちの能力は、想像よりかなり高いです。地域の就労支援事業所は、そのくらいまで力をつけさせてから企業に送り出すのです。
よく言われる『単純作業の切り出し』などはもちろんですが、ちょっとした機械を使用した作業や、人間の五感(目・耳・鼻・舌・皮膚)を使って品質を判定する官能検査業務や、トラックの運転やPC入力など、あらゆる業務が可能ですし、そこに対してマンツーマンで誰かを配置しなければいけないなんてこともありません。
もしもイメージが湧きづらいようであれば、地域の就労支援事業所を見学してみるのが良いでしょう。